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柄歯科医院のチームリレーブログBlog

柄歯科医院のスタッフが綴る歯科のこと、医院のこと、お役に立つ情報まで
色々楽しく綴っていければ良いと思いますので、お時間がございましたら
たまにのぞいてみてください。

“気づく”視点

去る11月10日。
広島大学歯学部卒後研修会主催の講演会にスタッフ11名で参加しました。

演者は名古屋のフリーランス歯科衛生士「石原美樹さん」です。

歯科衛生士歴24年の経験から得た、歯周病治療に関する知識や技術のお話はもちろんの事、何よりも患者さんに対する熱く、そして優しさにあふれる講演でした。
特に印象に残ったことをいくつかご紹介しますね。

同じ患者さんの歯肉(歯ぐき)でも、いつも同じ状態であるわけではありません。

「生活環境」 「食生活」 「全身状態」 「癖」など、様々な要因で口腔内の状態は変わってきます。

私たち医療者はそれらに“気付く”視点を持つこと。
そして、口腔内だけでなく、体全体をみることの重要性をあらためて教わりました。
歯周病という病気を治すこと、そして良い口腔内状態を維持する、サポートすることは私たちの大切な役割です。

広く知識を増やし、治療技術を上げることを大切にして、明日からの診療も頑張ろうと思いました。

次の日も、休憩時間には講演で紹介された本を開いて語り合い。

熱い流れは続いています。

病気になる前からの「予防」

先月の中国新聞夕刊に、”予防歯科”についての記事が載っていました。

“予防歯科”と聞くとあまり聞きなれない方もいらっしゃるかもしれませんが、クリーニング等の定期的な歯のメインテナンスを受けることで、歯周病や虫歯を予防することです。

近年、歯周病は糖尿病や肺炎など、全身の病気にも深く関係することも明らかになってきました。
お口を健康に保つ事は、身体の健康にもつながります。
歯周病や、虫歯になってからの「治療」ではなく、なる前からの「予防」が大切なのです。

先日、患者さんが作品を出展されているいけばな展に行ってきました。
独創的で、美しい作品の数々に触れとても良い勉強になりました。
この患者さんも、約13年間メインテナンスに通っておられ、担当させて頂いている衛生士に声をかけてもらい、行くことができました。
患者さんとこのような”つながり”を持てることも、とてもうれしい事だなと思います。

虫歯、歯周病以外の噛めない原因

朝晩と涼しくなり、秋らしくなってきましたが皆さん体調くずされてないでしょうか?

私は先日神戸で行われた「日本包括歯科臨床学会」にスタッフ数名と行ってきました。

近年噛めないと訴える患者さんが増えてきているようです。
ではなぜ噛めないのか?

虫歯?

歯周病?

それ以外?

今回の学会はそれ以外について学んできました。

日常生活の中で色々な癖があると思いますがそれによって口の中、顎の状態に変化がおき噛めなくなる場合もあるようです。

衛生士にできることは、患者さんの癖に気付き, 早い段階での改善策を練ることだと思っています。

少しでも診る目を養うためにもやはり勉強をしなくてはと今回も思いました。

勉強した後はいつもお世話になっている先生がたや衛生士のかたとやはりお酒を飲みながら美味しいメキシコ料理で交流会。

交流会とはいってもやはり話の中心は歯科に関する話で、みんな熱い思いのあるかたばかりです。
このような交流会に参加できる環境で働けている私は恵まれているとあらためて思いました。

第7回 「dhcoax」

更新お待たせいたしました。

暑い夏、医院に来る子どもたちの肌は楽しい夏を満喫しているのでしょうね、よく焼けて素敵な小麦色です。

さて先月、歯科衛生士の勉強会《dhcoax》が広島で開催されました。今回で7回目です。
この勉強会は、
「勉強と仕事を遊んでいるように楽しむ」
をコンセプトに、同じ志をもった仲間の集いです。

発表や症例検討、そして特別講演には、東広島市でご開業の佐竹田 久先生による
「今、ここから始まる~子どもたちの健康への貢献~」
をテーマにお話をして頂きました。

先生の講演を聴いて、患者さんの今だけじゃなく、10年後、20年後、30年後…と、ずっと先までをみる力を養うことの大切さを改めて感じました。
また私達には、子供のうちからしてあげられることがまだまだ沢山ある事も気づかせて頂きました。
熱い講演や発表を聴いていると、あっという間に時間が過ぎていきました。

勉強をして、自分自身の知識・技術を高め、多くの人が健康・健口になれるよう頑張っていきたい! 熱い私達ですが、よろしくお願いします。

懇親会では、美味しいお酒を頂きながら勉強会さながら、たくさん話し合いました。

いちファンとしてとてもうれしいニュースです。


去年、蔵開きのときに杜氏でもある柄さんのお話をうかがったことを思い出しました。
一見じみ~な工程・作業ですが、ひとつひとつのこだわりと丁寧さ。
底知れない執念と情熱を感じ、強く心を打たれました。
「毎年おなじようにやっているつもりでも、決して同じお酒はできない。
だからこそ神経も使うけど、おもしろいんです。」
わたしたちのお仕事もそうです。

患者さんは一人ひとり違います。

同じ患者さんであっても、その日によって変化は必ずあります。
患者さんのために、そしてなにより自分にはじない医療人であるために、これからも日々精進していきたいと思います。

そして今夜もいただきます! もちろん私の大好きなお酒。