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柄歯科医院のチームリレーブログBlog

柄歯科医院のスタッフが綴る歯科のこと、医院のこと、お役に立つ情報まで
色々楽しく綴っていければ良いと思いますので、お時間がございましたら
たまにのぞいてみてください。

ただの口内炎?それとも・・・

毎日溶けてしまいそうな暑さですが、皆さんしっかり水分補給をして、熱中症対策をしてくださいませ。

 

さて、先日スタッフ皆で神戸に行って参りました。

そうです、恒例の衛生士の勉強会「dh coax」です。

 

講師の先生は2回目の登壇、「小林 明子先生」です。

今回の小林先生の講演テーマは、「粘膜疾患」についてでした。

一時期、某タレントで話題になりましたよね。

口内炎だと言われていたのに、実は舌ガンだった、、、と。

 

舌ガンは口腔ガンのうち約60%を占めるそうです。

男性3:女性2の比率で、50~60歳に多く、アルコール、タバコの嗜好がある人がなりやすいと言われているそうですが、最近ではヒトパピローマウィルスが原因の一つとも言われ、子宮頸ガンと一緒で若い女性にも多いそうです。

 

そのような口腔ガンを始め、粘膜疾患についてたくさんの症例を小林先生から見せていただき、実際に粘膜疾患の診査の仕方も相互実習を交えながら教えていただきました。

 

「私たち歯科衛生士は口腔の健康を守るためにできること、やるべきことがある!」

「何を見て、何を見つけ、どう感じ、どう考え、どう評価し、何をするか」

「自分の使命を知って働くことが大切」

だと小林先生はおしゃっておられました。

 

口腔ケアも大事だけど、それだけではなく口腔衛生管理、口腔機能管理が出来て患者さん一人一人の健康維持管理ができないといけないという事を改めて学ばせていただきました。

しっかりと異変に気付く力を身につけ、もっともっと皆様の口腔の健康サポートが出来るようになりたいと思います。

最後に、なぜ皆でカープのユニフォームを着ているかと言いますと、、、

今回のdh coaxのドレスコードが「赤×白」だったからです。

それぞれ皆がユニフォームを持っているなんて、カープ愛がすごいですよね!

頑張れ~!!カープ!!

 

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神の手からの学び〜私だからこそできるケア〜

やっと梅雨があけました。

皆さん、体調管理にはくれぐれも気をつけてくださいね。

 

先日、坪田と2人で休暇をいただきまして、貴重な体験学習をして参りました!

訪問診療の草分け的存在、阿川真澄先生の実際の仕事に同行させていただけたのです。私たちを受け入れて下さった 「ぎおん牛田病院」さま、大感謝です。

 

歯科衛生士が人の命に関わってケアをするというプロフェッショナルな仕事ぶりを目の当たりにして、ただただ圧倒されるばかり。
日ごろの診療所では絶対に出来ない経験でした。

 

「診療室に来られるのは、患者さんであって患者さんじゃない。自分の意思で来院されているんだから。本当の意味での患者さんから今日はしっかり学ばせていただきなさい」

 

阿川先生のこの言葉から、1日が始まりました。

 

声かけ、観察から始まり、血圧、酸素濃度を測定。必要ならば呼吸リハ。患者さんのその日、その時の体調を全身でサッチして、その都度、適切な口腔ケアをされていました。

 

神の手・・・という言葉がありますが、それはまさに、神の手に見えました。

 

「単なる歯磨きおばさんになっちゃだめよ! 私たちは医療人。患者さんの命を管理させてもらってるの」

 

阿川先生の締めの言葉が強烈でした。

 

 

当院は担当制です。

私が担当させていただいている方でも、20年を過ぎた方々が多くいらっしゃいます。

柄歯科医院まで来れそうにもなくなったぞ・・・というその時に、私だからこそできるケア、命の管理を任せていただけるよう、学びと経験をこれからも積んでいきたいと思います。

 

訪問診療行きますよぉ!!

 

人生100年時代。

 

そこを見通した診療、永い永いおつきあいを目指していきたいと思います。

 

上田

 

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健口から健康へ!講演をさせていただきました。

こんにちは。
こどもたちの可愛い傘が紫陽花のように並ぶ季節になりました。

先日某幼稚園より御依頼があり、保護者の方を対象に講演をし、私も同行させて頂きました。

『健口から健康へ!〜ライフステージに応じたお口の健康について〜』

というテーマで当院の慎太郎先生の熱い思いのつまった約1時間の講演でした。

100名近い保護者の方々の熱心な傾聴ぶりには本当に驚き、感心いたしました。
私も歯科衛生士として健口のお手伝いさせて頂きたいと改めて思いました。

その中で「カリエスフリー」の話題がでました。
皆様は『カリエスフリー』という言葉を聞いたことがあるでしょうか?

これはむし歯になった事が一度もないという意味です。
お子様のカリエスフリーを目指すために大切なポイントは、お子様と同じスプーン、フォークを使わない事です。

むし歯菌は3歳までにお家の人から感染すると言われています。
一度感染するとむし歯菌が一生住み続けますが、逆にそれまでに感染しなければむし歯になりにくくなります。

離乳食が始まる時期から気をつけてみて下さいね。

 

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「食育」〜ベストを知ってベターを選ぶ〜

夏野菜が色鮮やかに並ぶ季節になりました。

さて、皆さんは今朝、何を食べましたか? 昨夜、何を食べましたか?

「私たちは食べたものによってできているっ!!」

今回のテーマは『食育』です。

先日、『歯科と食育セミナー』に参加してまいりました。

元フレンチのシェフであった講師、竹内英二先生は、自らのメタボ経験を機に、食と栄養学を極め、大学や多くの医療施設でご講演、食事指導活動をされています。歯に衣着せぬ物言いで、世の中の『安全ではない食』について、ユーモアを交えて滅多切り。陰陽五行説にもまつわる『食』について学び、自分の食卓、冷蔵庫の中、調味料、、、いろいろ考えさせられるセミナーでした。

 

『食』が体を作ることはもちろん、心も作る。健康とは健やかな体と康(やす)らかな心のことで、「健体康心」という四文字熟語の省略なんですね。

白米という漢字、、、米片に白と書くと「粕・かす」です。

「ぬか」という漢字、、、米片に健康の「康」を書いて「糠」です。

何が体と心に良いのか。時短を優先に、手軽な食材を選んでしまう日常ですが、ベストを知ってベターを選ぶ、そんな学びを得た1日でした。

当院では、健口から健康にっ!!をテーマに日々の診療に取り組んでおります。

心身の健康のために『食』のこと、一緒に考えてみませんか?

 

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感謝 ~40周年記念講演を終えて~

先日はお忙しい中、230名もの患者さま、ご来場いただきましてありがとうございました。
同じ空間で、西田亙先生のご講演「人生100年時代は歯医者さんへの定期通院から」を聴けましたこと、スタッフ一同大変うれしく思います。

みなさんの熱心な傾聴ぶりに、西田先生もとても感心しておられました。
糖尿病専門医でありなが、歯科医だっけ?と、錯覚しそうなほど、口の中に関するしっかりした内容の分かりやすい説明に、ぐいぐい引き込まれたのではないでしょうか。

口の中を健康に保つことが、全身の健康へ大きくつながっていることがよく分かりましたよね。最新情報であるアルツハイマーと歯周病についても説明していただきました。

お帰りの際、ほとんどの方々が、エレベーターを使わずに5階から階段を歩いて降りられていました。西田先生効果、恐るべし。

「この会場に来られている皆さんは、勝ち組です!」

と先生がおっしゃっておられた通り、皆さんは間違いなく、PPK(ピン・ピン・コロリ)の勝ち組ですね。

人生100年、何よりも健康で、倖せでいられるように、心をこめて「歯糞」をお取して、お口の中を清めさせていただきたいと思います。

今後とも、永い永いお付き合いを、どうぞよろしくお願い致します。

 

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