柄歯科医院のチームリレーブログBlog
柄歯科医院のスタッフが綴る歯科のこと、医院のこと、お役に立つ情報まで
色々楽しく綴っていければ良いと思いますので、お時間がございましたら
たまにのぞいてみてください。
歯周病と糖尿病は“社会病”
2016年11月7日
寒さが日ごとに身にしみる季節になりました。みなさん、お風邪など引かれていないでしょうか。
さて先日、歯科衛生士の勉強会 dhcoax 15th meetingが広島で開催され、柄歯科メンバーも参加してきました。
今回は、愛媛県松山市で開業されている、糖尿病専門医の西田亙先生による特別講義がありました。
西田先生は医師でありながら、歯周病の治療が糖尿病にもたらす効果を強く感じておられ、歯科の重要性を熱く、そしてユーモアたっぷりにご講義くださいました。
『歯周病と糖尿病は“社会病”』
この言葉が大変印象的で、どちらも食習慣や喫煙、生活背景が大きく関わる病気です。
そして互いに関係性が強く、歯周病が進行すると、糖尿病も悪化するのだそうです。
逆もまたしかり、歯周治療をすることにより血糖値の上昇が抑えられ、糖尿病が快方に向かった例もあるそうです。
なんと西田先生自身、以前は高血圧・不整脈・糖尿病予備軍だったそうなのですが、歯科で歯周治療を受けたことをきっかけとし、今ではこれらの病気と決別できたという経緯をお持ちなのです。とても驚きです。
たくさんの学びがあったと同時に、私自身の生活習慣・食生活も振り返り‥甘いもの・炭水化物・アルコール‥
大好きです。多量摂取しております。
自分の健康の為にも調整していかなければ。と危機感を覚えた一日でもありました。
M
二人に一人が気になっている
2016年9月27日
秋分も過ぎ秋を感じるころとなりましたが、皆様いかがお過ごしでしょうか。
突然ですが、皆さん自分の口臭について不安に感じたことはありますか?
ある調査によると、実に2人に1人が自分の口臭が気になっているといわれています。
口臭には
①病的口臭(口腔内原因or口腔外原因)
②生理的口臭(誰にでもあるもの)
③外因的口臭(一時的なもの)
の3つがあります。
特に重要なのが①で、口腔内原因要因として、歯周病、歯垢、詰め物の不良、
唾液の減少、舌苔、粘膜の炎症などがあります。
この場合の口臭の改善には専門的な治療が必要です。
当院では新たに「口臭測定器」を導入しました。1分で簡単に測れます。
口臭の成分を分析することによって原因がある程度わかります。
お口のにおいが気になる方はお気軽にご相談ください。
歯科用レントゲンは安全?
2016年8月29日
毎日暑い日が続いておりますが皆さんいかがお過ごしでしょうか?
熱いといえば、先日閉会した「リオオリンピック」では毎日熱戦がくりひろげられ、日本選手団は史上最多の41個のメダルをとりましたね。
今回開催されたブラジルにガラパリ市というところがあります。
ここの一年間の自然放射線量はどれぐらいだと思いますか?
10ミリシーベルトだそうです。
歯科で放射線といえばレントゲンですよね。
お口の中全体を撮影するパノラマ写真、お口の中の部分的に撮影するデンタル写真があります。
では、これらの放射線量はどれぐらいだと思われますか?
パノラマでは、1枚0.02ミリシーベルト
デンタルでは、1枚0.01ミリシーベルトなんですよ。
技術の進歩で、患者さんへの被曝量はかなり低く押さえられています。
どうぞ安心して受診下さい。
今回はちょっとした豆知識のお話でした。
合同勉強会での発表
2016年7月15日
先日、岩国にて4歯科医院合同で3DSについての勉強会がありました。
みなさんケアや予防に意識がかなり高いように感じました。
勉強会では、3DSを始めるにあたって大変だったことや躊躇したこと、どのように患者さんに伝えていくか…という問題提起や、実際に始めてからの細菌の数が減っていること、細菌の種類の違いなどを発表させてもらいました。
他院と交流することで刺激を受け、柄歯科医院での3DSの今後やっていきたい事がこの勉強会で明確になったような気がします。
DH Partyでの決意
2016年6月20日
色とりどりのあじさいが綺麗に咲く季節となりましたね。みなさんいかがお過ごしでしょうか。
さて、5月29日に名古屋国際会議場でDH Partyという名のセミナーが開かれました。東京医科歯科大学教授の内山茂先生、歯科衛生士の波多野映子さん、熊本宏美さん、そして柄歯科のチーフ衛生士;足利が講師として発表しました。
大きな会場で発表をする足利さん、とても堂々と素敵でした。
このセミナーは、DH Partyというだけあり全国からたくさんの歯科衛生士が聴講にきていました。
お昼休憩にも、介護や接遇など特別セミナーもありました。
私たちは医療職のプロとして、技術にこだわり、道具にこだわり、人間味を持ち、そして個人だけでなくチームとして進むこと。多くの気づきをもらえたセミナーでした。
これからも技術を磨き、人間としての成長をし、日々の診療を通してみなさんの健康・健口のためにお役に立ちたいと思います。