柄歯科医院のチームリレーブログBlog
柄歯科医院のスタッフが綴る歯科のこと、医院のこと、お役に立つ情報まで
色々楽しく綴っていければ良いと思いますので、お時間がございましたら
たまにのぞいてみてください。
寒い夜といえば
2020年9月30日
最近だんだんと涼しくなってきましたね
特に夜は寝苦しさから解放され、過ごしやすくなってきました。
夜が寒くなるにつれて増えてくるものといえば・・・
そう夜の歯ぎしり、食いしばりです!
歯のかみ合わせの面がまっすぐに削れてしまっている方、歯の根元の骨がぼこぼと硬く
膨らんでいる方、上あごの真ん中が膨らんでいる方、下あごの骨の内側に硬い膨らみの
ある方、舌の横が波打った形になっている方、頬の内側に白い線が横切っている方は
食いしばったり歯ぎしりをされているかもしれません。
歯に本来必要な機能とは、もちろん食事をすることなのですが、歯ぎしりや食いしばりは
それ以上に歯に負担をかけ続けるため、様々なトラブルを起こします。歯が割れる、
しみる、詰め物や被せ物がとれる…などの症状はこれから年末までの季節、非常に多く
の患者様が訴えられますし、歯周病を悪化させたり、かみ合わせの崩壊を引き起こす
大きな原因にもなります
先日、当院では就寝時の歯ぎしりや食いしばりを計測する装置を導入しました。日本の
睡眠歯学のトップランナーである北海道大学の山口教授が開発された装置でとてもコンパ
クトにできています。寝ている間に噛んだ回数はもちろん、その筋電図まで見ることがで
きますので、これまで患者様のお話やお口の中のサインから推測することしかできなかった
ものが、はっきりと見えるようになりました。保険診療で計測可能です。
株式会社GCホームページより引用
食いしばりや歯ぎしりは本来人間に備わっている本能的な行動なのですが、寝室の環境
や様々な生活習慣、飲まれているお薬などで増減することがわかってきました。
計測の結果とあわせてアドバイスをさせていただきますのでご興味のある方はぜひ
スタッフにお声がけください。
MO
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