柄歯科医院のチームリレーブログBlog
柄歯科医院のスタッフが綴る歯科のこと、医院のこと、お役に立つ情報まで
色々楽しく綴っていければ良いと思いますので、お時間がございましたら
たまにのぞいてみてください。
歯科からの「食欲の秋」支援
2018年10月2日
カープ3連覇っ!! 嬉しい秋の始まりです。
みなさんこんにちは!
スポーツ、読書、芸術の秋とありますが、私はやっぱり「食欲の秋」です。
さて先日、恒例のdh coaxが神戸で開催されました。今回は20回目という節目の回で、若手DHによる症例発表、ベテランDHによる仕事との関わり方、働き方の処世術など、盛りだくさんの内容でした。歯科衛生士として、女性として、今後の人生を考えることのできた貴重な時間となりました。
そして午後からはメインである特別講演。日本大学歯学部付属歯科病院副病院長、植田耕一郎先生による「かかりつけ歯科衛生士が実施する診療室を核にした高齢者への在宅支援と摂食機能療法」でした。
“美味しく、楽しく、美しく” お食事していただくために大切なことは、食事を口から摂り、噛み、飲み込むなどの摂食・嚥下の運動機能、口腔機能が健康でいることです。
在宅支援や摂食機能療法と聞くと少し難しく、診療室で働く私には、関わりの少ないことのように感じていましたが、診療室で「むせる」や「噛みにくい」、「飲み込みにくい」という口腔機能の低下のサインに気づき、診査し、予防することで、来院されている多くの患者さんの支援ができることを学びました。
医療保険の決まりも、そういったお口の健康のための保険制度にシフトしてきていることも学び、私たち歯科衛生士ができることはやりがいも責任もあると強く感じました。
これからも患者さんの「食欲の秋」を支援できるよう、日々精進していこうと意欲が湧いた1日でした。